# LGBTQ 権利

オードリー・タン「結婚しても家族にはならない」台湾で同性婚が認められたワケを明かす
2024.05.27

オードリー・タン「結婚しても家族にはならない」台湾で同性婚が認められたワケを明かす

 アジアで初めて同性婚が認められた台湾。35歳という若さで台湾初のデジタル担当政務委員(大臣)に就任し、自身もトランスジェンダーであるオードリー・タンが、日本における同性婚合法化の可能性や「家族」の形の変化を語って。『自由への手紙』(オードリー・タン著)より抜粋してお届けします。

付け毛は「校則に抵触」クラス写真から生徒除外 神奈川県立高、許可の経緯踏まえず
2024.05.27

付け毛は「校則に抵触」クラス写真から生徒除外 神奈川県立高、許可の経緯踏まえず

 神奈川県立湘南台高校(藤沢市)で4月、付け毛(エクステンション)をしていた女子生徒1人が「校則に抵触する頭髪」として、クラスの集合写真から除外されたことが関係者への取材で分かった。生徒は前年度、当時の担任教諭から許可を得ていたが、新しい担任はこうした経緯を確かめずに問題視。生徒がその場で対処

なぜ日本からブラック校則はなくならないのか…校則は憲法より上位の存在、その校則の権限は校長に絶対的に委ねられている現状
2024.05.26

なぜ日本からブラック校則はなくならないのか…校則は憲法より上位の存在、その校則の権限は校長に絶対的に委ねられている現状

なぜ日本でブラック校則がなくならないのか? 若者の声を政治に反映させる「日本若者協議会」代表理事・室橋祐貴氏によると、戦後70年間を経て、むしろ学校側が生徒を管理しようとする風潮は強まっているという。著書である『子ども若者抑圧社会・日本 社会を変える民主主義とは何か』より一部を抜

「プライド・クルーズ」多様な性祝う 芥川賞作家・李琴峰さんも乗船
2024.05.26

「プライド・クルーズ」多様な性祝う 芥川賞作家・李琴峰さんも乗船

 多様な性の姿を伝える「プライド・クルーズ」が25日、大阪市の大阪城周辺の川を航行した。来月は、性的マイノリティーらがその人生を祝い、社会に権利を訴える「プライド月間」。 「虹を探しに、ほな行こかー」「ハッピー・プライド」。乗船者約120人がそろって声を上げ、多様な性を象徴する虹

「別に女になりたかったわけじゃない」 性別適合手術を選んだ理由 カルーセル麻紀81歳、差別や偏見と“戦い”の人生
2024.05.26

「別に女になりたかったわけじゃない」 性別適合手術を選んだ理由 カルーセル麻紀81歳、差別や偏見と“戦い”の人生

LGBTQという言葉が広まる前から、性的マイノリティーの先駆者として芸能界を生きてきたカルーセル麻紀さん。30歳を前に決断したモロッコでの性別適合手術について聞くと、「別に女になりたかったわけじゃない」と語り、その理由を話してくれました。──20代となった麻紀さんはテレビの世界に

川崎市の教職員、18%がパワハラを経験 セクハラ被害も4%
2024.05.26

川崎市の教職員、18%がパワハラを経験 セクハラ被害も4%

 川崎市が条例で設置する人権救済機関「市人権オンブズパーソン」は、市の教職員9546人を対象にしたパワーハラスメントとセクシュアルハラスメントに関するアンケート調査の結果を発表した。回答した1184人(回答率約12%)中、過去3年間にパワハラを受けたと答えた人は217人で約18%、セクハラ被害

多様な性に理解を 盛岡でパレード【岩手】
2024.05.26

多様な性に理解を 盛岡でパレード【岩手】

 性的少数者(LGBTQ)の権利擁護を訴えるプライドパレード「いわてレインボーマーチ2024」は25日、盛岡市内で行われ、参加者が多様な性への理解やジェンダー平等の実現を呼び掛けた。 市民団体・いわてレインボーマーチ(凛月(りつ)、山本ゆき子共同代表)が主催。2018年に初めて開

「シャツを脱いで」医師の奇妙な診察。調べてわかった事実に愕然とした(アメリカ)
2024.05.25

「シャツを脱いで」医師の奇妙な診察。調べてわかった事実に愕然とした(アメリカ)

私の腕に止血帯を巻き、注射針を準備する看護師から目を背けた。採血をしている患者は私一人で、他の人は皆、抗がん剤投与を受けていた。私は脳卒中を発症した後、かかりつけの神経科医の紹介でこの血液腫瘍科を訪れていた。脳卒中の原因がわからなかったため、神経科医がリンパ腫や白血

禁錮8年&むち打ちの刑が確定したイラン人監督の新作、一気にパルムドール最有力に:第77回カンヌ国際映画祭
2024.05.25

禁錮8年&むち打ちの刑が確定したイラン人監督の新作、一気にパルムドール最有力に:第77回カンヌ国際映画祭

 授賞式を翌日に控えた現地時間24日、第77回カンヌ国際映画祭でモハマド・ラスロフ監督の映画『ザ・シード・オブ・ザ・セイクリッド・フィグ(英題)/ The Seed of the Sacred Fig』の上映が行われ、最高賞パルムドール有力候補に一気に躍り出た。反体制的だとして母国イランで禁錮

「長生きしようと思った」同性愛者の男性に密着した映画『94歳のゲイ』主人公のサイン会に“長蛇の列”
2024.05.25

「長生きしようと思った」同性愛者の男性に密着した映画『94歳のゲイ』主人公のサイン会に“長蛇の列”

 大阪に住む同性愛者の男性に密着したドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』が京都で上映され、舞台挨拶後のサイン会では長蛇の列ができました。 5月25日、京都・烏丸御池にある「アップリンク京都」で上映された映画『94歳のゲイ』は、同性愛が病気された時代を生き抜き、本当の自分を隠し続け

『虎に翼』穂高(小林薫)や雲野(塚地武雅)ら、男性たちの言葉はなぜ寅子を絶望させたのか。「無理解の善意」が人の心を折る地獄【第7•8週レビュー】
2024.05.25

『虎に翼』穂高(小林薫)や雲野(塚地武雅)ら、男性たちの言葉はなぜ寅子を絶望させたのか。「無理解の善意」が人の心を折る地獄【第7•8週レビュー】

「本気で、地獄を見る覚悟はあるの?」母・はる(石田ゆり子)の問いに「ある」ときっぱり答えることから始まった寅子(伊藤沙莉)の弁護士人生。けれど、その地獄は想像以上のものでした。  努力に努力を重ねて、高等試験に合格。弁護士の資格を得たもの

「育成就労」法案、参院審議入り 人権侵害継続に懸念も
2024.05.25

「育成就労」法案、参院審議入り 人権侵害継続に懸念も

 技能実習に代わる外国人材受け入れ制度「育成就労」を創設する入管難民法などの改正案が24日、参院本会議で審議入りした。 人手不足の分野で未熟練の人材を受け入れ、中長期の在留につなげる狙いがあり、岸田文雄首相は「外国人にとって魅力ある制度を構築し、選ばれる国になることが必要不可欠だ

婚姻届は“不受理”だった……熊本の同性カップルの願い 「愛する人と結婚したい」“僕らは家族”と言える日へ『every.特集』
2024.05.24

婚姻届は“不受理”だった……熊本の同性カップルの願い 「愛する人と結婚したい」“僕らは家族”と言える日へ『every.特集』

現行法では「結婚は男女だけ」となっている日本。パートナーシップ制度が導入されている熊本市で、人生のパートナーとして一緒に暮らす2人の男性がいます。「愛する人と結婚できる」。そんな“当たり前”を願う2人や支える人たちの、過去と今を追いました。熊本市で一緒に暮らす、会社員のこうぞうさ

「サイバー性暴力」をこれ以上放置できない...性的虐待サバイバーとして声を上げる意味とは
2024.05.24

「サイバー性暴力」をこれ以上放置できない...性的虐待サバイバーとして声を上げる意味とは

私はスロバキアとチェコで、精神疾患とアルコール依存症と家庭内暴力で荒廃した家庭に育った。両親はほとんど家にいなかった。6歳から17歳になるまでずっと、家族の友人から深刻な性的虐待を受けていた。誰も彼を止めなかった。彼が家に来るたびに、耐え難い不安と悪夢に襲われた。忘

「子どもの意見表明権」とは? 生徒主体のルール作りで実践も
2024.05.24

「子どもの意見表明権」とは? 生徒主体のルール作りで実践も

 子どもが自由に意見を言える社会になっているか――。35年前に国連で採択された「子どもの権利条約」で保障されている意見表明権。ひもといてみると、子どもたちが多くの時間を過ごす学校でのルール作りに結びつく問題だった。 権利条約は1989年に採択され、日本はその5年後に批准した。条約

「日本手話」訴訟で請求棄却 札幌地裁、ろう学校での使用巡り
2024.05.24

「日本手話」訴訟で請求棄却 札幌地裁、ろう学校での使用巡り

 北海道札幌ろう学校で担任が手話の一つ「日本手話」に堪能でないため意思疎通を図れず、学習する権利を侵害されたとして、男子児童と女子生徒の2人が道に計1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁(守山修生裁判長)は24日、請求を棄却した。 日本手話は日本語の語順に沿って単語

福島市、「パートナーシップ」制度を7月施行へ
2024.05.24

福島市、「パートナーシップ」制度を7月施行へ

 福島市は23日、LGBTQなど性的少数者のカップルを公的に証明する「パートナーシップ」と、その親や子の家族関係も認める「ファミリーシップ」制度を7月に施行する方針を示した。併せて市男女共同参画推進条例の一部を改正し「性の多様性の尊重」の理念を盛り込む。 木幡浩市長が23日の記者

「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点
2024.05.24

「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点

近年、「弱者男性」がインターネットを中心に注目を集めている。4月にライターのトイアンナ氏が出版した『弱者男性1500万人時代』(扶桑社新書)はAmazonの「売れ筋ランキング」の上位に入り、X(旧Twitter)でも話題になった。『弱者男性1500万人時代』の帯文に

地元反対の改革「強行しない」 暴動沈静化図る 仏大統領
2024.05.24

地元反対の改革「強行しない」 暴動沈静化図る 仏大統領

 【パリ時事】暴動が続く南太平洋のフランス領ニューカレドニアを訪問したマクロン大統領は23日、先住民が反対する選挙制度改革を「現在の状況下で強行しない」と述べた。 地元の指導者らは計画の撤回や一時停止を求めていた。 マクロン政権は、仏本国からニューカレドニアに移住し

パワハラとして受け取られがちな癖とは 南城市、ハラスメント防止へ研修 職員85人受講
2024.05.24

パワハラとして受け取られがちな癖とは 南城市、ハラスメント防止へ研修 職員85人受講

 沖縄県南城市による市職員向けのハラスメント研修が13、14の両日、同市役所内であった。13日は一般職約40人、14日は古謝景春市長を含む管理職約45人が参加した。市は研修を2020年度から年2回続けており、どの職員も2~3年に1回のペースで受講する計算だという。(南部報道部・平島夏実)